2025.12.30.
地方が産業構造を変える ──次の灯、循環型モデルで「オカヤマアワード2025」選出
いま、地方から“産業構造を再設計する企業”が生まれている
日本がGX・サーキュラーエコノミーへ大きく舵を切るなかで、 変化の主役は必ずしも
東京の大企業ではありません。
むしろ、 最も“矛盾”にさらされてきた地方の現場こそ、 構造変革の震源地になりつつあります。
岡山に拠点を置く「次の灯」はその象徴です。
自動車リビルト、資源循環、GX支援、国際循環──
これまで別々の領域とされてきた産業線を“一本の循環線”として再設計し、 地方から産業モデルを
つくり変えようとしています。
今回のオカヤマアワード2025選出は、 「この構造変革が、地域の未来を形づくる可能性がある」
という社会からのシグナルであり、 受賞そのものを主役にした物語ではありません。


廃棄前提の産業は、すでに限界を迎えている
地方産業を支えてきた自動車整備・物流・農業・建機分野では、
数十年にわたり「壊れたら捨てる」「古くなれば買い替える」という “直線型(リニア)モデル”が前提となっていました。
しかし今、その前提は崩れはじめています。
- 部品・原材料の価格高騰
- 廃棄物とCO₂排出の増加
- 人手不足の深刻化
- 修理コストの増大
- 海外依存へのリスク上昇
これは単なる一業界の問題ではなく、 日本の産業インフラそのものの持続可能性に関わる構造問題です。
その中でも、もっとも負担を受けているのは地方です。
「環境か、経済か」
その二択しか与えられなかった現場は、すでに限界に近いと言えるでしょう。


“環境配慮をすると利益が減る”という常識を壊す
次の灯が取り組んできたのは、 この二項対立そのものを無効化する産業モデルの構築です。
- 廃棄を減らすほど利益が生まれる
- 整備現場が負担なく循環に参加できる
- 中小企業がGXに取り残されない
- 地域の産業が再び価値を生み出す
これらを実現するために、 同社は 自社工場・独自技術・データ・海外ネットワーク を結びつけ、
“現場が勝てる循環モデル” をつくりあげてきました。
これは都市ではなく、地方だからこそ可能だった挑戦です。
現場に最も近い場所で、“ムリ・ムダ・ムラ”を最も知っている企業が、 産業構造の更新を始めたのです。
受賞は「結果」ではなく、“社会が変化を必要としている”という兆候
オカヤマアワード2025選出──
この出来事を、そのままニュースとして扱うことに意味はありません。
価値があるのは、「地方発の循環産業モデルに、社会が評価軸を向け始めた」という構造的な変化です。
受賞そのものは“事実”にすぎませんが、この事実が示すメッセージは明確です。
- 地域産業の課題は“全国共通の社会課題”である
- 循環型の産業モデルが地方から立ち上がりつつある
- 現場起点のGXは、中小企業・地域経済にも必須である
つまり、オカヤマアワードは「賞」ではなく、 “社会が必要とする挑戦”が可視化された瞬間なのです。
地方から始まる、日本の循環モデル
次の灯が生み出しているのは、 一企業の成長ストーリーではなく、 “日本の産業が循環へ向かうためのプロトタイプ”です。
- 中小企業でも GX に参加できる
- 地方工場が国際循環の起点になる
- 廃棄を減らしながら利益が生まれる
- 現場が主体となって産業を更新する
地方に蓄積されてきた技術・情熱・知恵が、 次の灯という実践者によって束ねられ、
“新しい産業の常識”が静かに形を成しつつあります。
地方が動けば、日本は変わる。
日本が変われば、循環の未来は前に進む。
産業の矛盾を解くのは、都市の会議室ではなく、日本を支えてきた地方の現場です。
岡山から灯り始めた“循環の火”は、いま、全国へ、そして世界へと広がりつつあります。
次の灯はこれからも、
「環境と人の関係性」という難問に異端な解を実現し続け、循環する未来の産業モデルをつくり続けます。

- 社名:次の灯株式会社
- 設立:2018年7月
- 事業内容
- リサイクル事業
- ケミカル事業
- 整備士紹介・派遣事業
- トラックカスタム事業
- メディア事業
- 所在地:
- 本社:岡山県岡山市北区本町6-36 第一セントラルビル3F
- 品川オフィス:東京都品川区北品川1丁目1-11 第3小池ビル 5F
- 従業員数:36名(パート・アルバイト含む)/71名(グループ全体)
■関連リンク
【コーポレートサイト】次の灯 株式会社 / TSUGINOHI inc. – めぐる、つなぐ、地球にイイコト
【事業ページ】DPF・DPD・DPRのマフラー洗浄・修理・リビルト・触媒買取専門店
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